金曜日, 5月 25, 2007

「onono」 the very few




牛角メガネonono(オノノ)は高価で,手入れを要し、かつ耐用年数の長いメガネです。聖なる牛の古い牛角と、決して錆びないとされるニロスタ鋼を材料としています。ニロスタ鋼はエレガントなルテニウム,ゴールド,または黒のクロームの外皮に覆われています。
2005年,MIDO展にて初めてプロトタイプが紹介されました。このコレクションは12種類の型と3種類の牛角カラーをあわせた32型で展開しています。継ぎ手はもちろんic!berlin製です。
ononoの名称は、まず北東インドのチベット国境地域の寺のマントラです。3世紀に一回だけ言及されています。Ononoは触覚的手工業にも由来します。また,on-on-oとして、又はo-no-noとしてononoは、是(on=オン)、非(no)の統合となっています。
2005年に257個の牛角メガネononoの供給が見込まれ、2006年には511個、2007年には恐らく1027個となります。2006年にはサングラスも加わってコレクションを補充します。ononoは2012年までに、最高価値のデザイナー製品の同義語に発展します。それも世界中で!
ic!berlinの最高級ラインである「onono」はもともと扱っている店舗の少なさ、また供給量の絶対数が圧倒的に少ないため、実際に見かける機会はほとんどないかもしれません。しかし採算を度外視して作り込まれた「onono」はその哲学的概念、自然死した牛の角しか使用しないなど、共感する人々によってその存在を示していくことになるでしょう。写真のモデルは「leopold」、専用ケースは葉巻入れ(CIGER CASE)にもなります。